免許更新の認知機能検査
3つの対策
認知機能検査の対策で、重点を置くべきことは3つだけです。
では、それぞれについて詳しくみていきましょう。

対策① 時間の見当識の対策
免許更新の認知機能検査では時間の見当識の検査があります。
検査当日の年月日、曜日及び時間を回答します。
以下は、実際の回答用紙です。
これが答えられれば大丈夫です。

全て正答すると約20点得ることができます。
日々、「今日は何月何日かな?」「今日は何曜日だったかな?」と意識するとよいでしょう。
対策② 手がかり再生の対策
(絵をおぼえる)
免許更新の認知機能検査では手がかり再生(絵をおぼえる)の検査があります。4つのイラストが描いてある紙を4枚、合計16枚の絵を見せられます。こちらは難易度が高いので、コツをつかんで問題を正しく答えられるようにしましょう。
■絵は全部で16枚
検査の際におぼえる絵は全部で16枚。まずはそれを知っておこう。
■絵のパターンは4種類
用意されているパターンは4種類。時間があれば事前に見ておくのもよいでしょう。
実際に使用されるイラストは警察庁WEBサイトに掲載されています。
■絵は手がかり(ヒント)と一緒におぼえる
試験管は、手がかりとともに絵を見せてくれます。
手がかりとともにおぼえるようにしましょう。

試験官の進行する例
「これはライオンです。」
「4枚の絵の中に動物がいます。それは何ですか?ライオンですね。」
■手がかり(ヒント)は16個
以下は実際の回答欄。
手がかり(ヒント)は必ず以下の16項目です。
この16項目に慣れておきましょう。

①戦いの武器 ⑨文房具
②楽器 ⑩乗り物
③体の一部 ⑪果物
④電気製品 ⑫衣類
⑤昆虫 ⑬鳥
⑥動物 ⑭花
⑦野菜 ⑮大工道具
⑧台所用品 ⑯家具
対策③ 事前の対策(体験してみる)
認知機能検査において効果的な対策は、事前に模擬テストを受けることです。これにより、検査の形式や問題の種類に慣れることができ、時間の見当識やイラスト記憶などの特定の課題に対する対応能力を向上させることが可能になります。
16枚のイラストを覚えるような課題では、イラストの配置やジャンルを事前に理解し、繰り返し練習することが重要です。
模擬テストを利用することで、初めての挑戦でなく、練習を通じて自信を持って本番に臨むことができます。
番外編
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模擬テストを受ける
